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2024/09/21

日銀 金利据え置きの理由

2024年9月20日、
日銀(日本銀行)が金融政策決定会合を開き、
政策金利を0.25%に据え置くことを決めました。

植田和男総裁は
「追加利上げの判断には時間的余裕がある」とコメントし、
これからの国内外の経済や物価の動きをしっかり見ていく姿勢を示しています。
 

◎為替市場と物価リスク

 

7月末に利上げを発表してから、
為替相場が円高に動いたものの、
今回の会見では円相場が一時144円台に下落しました。

早期の利上げが難しそうという見方から、
こうした動きが出たようです。

植田総裁は、
2024年の初めからの円安進行による
物価上昇リスクは「少し落ち着いてきた」とのことですが、
金融市場はまだ不安定だと感じているようです。


◎米国経済と海外リスク

 

米国の経済情勢についても注目しており、
FRB(米連邦準備理事会)が4年半ぶりに利下げを決めたことについても言及。

米国では個人消費が好調ですが、
労働市場に弱さが見られ、
今後の展開にはまだ不透明な部分が多いとのことです。
 

◎日本の物価と今後の利上げ

 

国内では、
基調的な物価上昇率に注目が集まっています。
個人消費の伸びから「物価が少し上がる可能性がある」と言っていますが、
米国経済の不透明さがリスク要因にもなっているみたいです。


総裁は急いで利上げするつもりはなく、
経済データをしっかりと見極めながら次のステップを考えていくとのことです。
今後の動きも要チェックですね!

日銀 金利据え置きの理由

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